忘れたくないほど優しい毒だよ

北山くんについてつらつらと。

色鮮やかなきみが描く明日の絵

 

31歳の北山くんには、きらきらしたたくさんの大切なお仕事や、出来事がたくさん降り注いだ素敵な一年になったのではないかなと。

 

 

北山宏光主演舞台「あんちゃん」

 

 

 

“  俺が主演!? ”

 

 

眠い目をこすりながらいつもの朝、いつものように開いたtwitterに飛び込んできた文字。

 

北山くんはここ数年、MCを中心とするバラエティでの活躍が「個人のお仕事」として増えて来ていて、それは間違いなく北山くんのひたむきな努力の賜物であるし、だからこそ応援するファンはとても嬉しく思うんだよね。でも同時に私のようなわがままなヲタクは、俳優 “北山宏光”として、北山くんの演技がまた見れたら良いなと、ちょっとだけ、ほんの少しだけ寂しく思っていた矢先の出来事で。そのあまりにも突然で、あまりにも嬉しすぎる発表に涙が止まらなかった3月15日。いつもの朝が、特別な朝に変わった瞬間。

 

 

 

そわそわ、どきどき。心の準備もままならないまま迎えた初日公演。

 

「北山くんを好きになって良かった」

 

これほどまでに思えた日はあっただろうか。強く、強くそう思った日。私が想像していた「北山宏光」はもうそこにはいなくて、心に晴れることのない霧がかかったまま大人になってしまった「畑中凌」だけが存在していた。シリアスなストーリー展開は肩に力が入りがちになるけれど、時々「ふふっ」と笑ってしまうような心地の良いユーモアが混ざりながら進むストーリー展開にぐっと引き込まれた。幼少期の凌と、大人になった現在の凌を行き来する演技、特にクライマックスはまさに圧巻の一言。 

公演を追うごとに、31歳の北山宏光くんがどれほどにやばいのか、どれほどのパワーを秘めているのかを知ってしまって。私ってとんでもない人を好きになってしまったんだ…。なんて今までに一度も味わったことのない素敵な気持ちにさせられてしまった!

 いけないとは分かっていても、私はやっぱり凌くんを北山くん本人と重ねてしまうんです。だってこんなにも心は泣いているのに、必死に笑う、そんなあまりにも切ない北山くんなんて見たことないんだもん。苦しいほどにまっすぐな優しさを持つ凌と、常に熱い心でまっすぐと物事に向き合う北山くんとがリンクする部分。それを見つけた時に感じる興奮と感動は計り知れなくて。人一倍努力家で、そしてその努力を人一倍隠したがる北山くんだからこそ、凌を演じきれたのだと思う。

 

 

長く書いたけれど、言いたいことは毎年同じです。これから北山くんがやりたいと思っていること、叶えたいと思っている夢が全部全部叶いますように。必要な分だけ敏感に、そして賢く、無駄に傷つかず。限りなく幸せに生きていけますように。日々辛いこともあるけれど、幸せなことがその度合いをいつでも上回っていますように。孤独を知らず、暖かいものに囲まれ、北山くんがきらきらしていたいだけきらきらできますように!そして私もそのお手伝いが、少しでもできますように。お誕生日おめでとうございます。いつも私の「頑張る」理由になってくれてありがとう。生まれて来てくれてありがとう。大好きです。

 

 

 

2017.09.17